時代屋プロ 其の9  武ちゃんの「どじょうすくい踊り」

 時代屋プロ 十八番                 

安来節・どじょうすくい踊り

                     

  はーい!わたくし、マスコット「時代屋 武ちゃん」です。素朴でユーモアあふれる「安来節(やすぎぶし)・どじょうすくい踊り」を、さらりとご紹介申し上げます。

 正調・安来節は島根県安来市に安来節保存会本部があり、全国に70余の支部が結成され会員数は、およそ8500名にのぼる。
全国の民謡の中でも最も有名な安来節は、初代家元・渡部お糸さんをはじめ先輩諸氏の多大な功績によって受け継がれ、民俗芸能として確固たる地位を築いてきた。保存会では、この民謡文化を正しく受け継ぎ、保存、伝承のみならず現代に対応した研究と普及発展に努めている。

 安来節は唄・絃・鼓・踊の4部門があり、保存会々員はそれぞれの部門ごとに練習、切磋琢磨しながら年に一回開催される「安来節審査会」に挑戦する。また、毎年8月15日から三日間開催される、安来市の一大イベントである「安来節全国優勝大会」に出場するため、各支部では予選大会が開催されている。そして、1月10日は「年始唄い初め会」、4月には「お糸まつり」など多彩な行事が繰り広げられている。

 さて、わたくし「時代屋 武ちゃん」は平成10年5月2日、島根県は安来節の本場・安来市に、「生のどじょうすくい踊り」は見れないものかと軽い観光気分でふらっと訪れたのが、この世界にはまり込んだきっかけとなる。足立美術館そばの「どじょうすくい踊り体験道場」と大きな看板のあるお家が安来節保存会・一宇川流家元の一宇川勤氏宅。そこの道場で、わずかな時間ではあったが踊りのさわりと云うか?流れを教わると、家元の人柄と踊りの魅力も重なり、興味が沸沸と湧き、もう少し突っ込んだ踊りの練習をやってみたいと思うようになる。
 その年の9月13日、大阪にある「民謡安来節・一宇川流家元・一宇川勤・大阪教室」の門をくぐり、門下生となって踊りに熱中、本部道場所属の保存会会員となって現在に至っている次第・・・。

安来節資格審査会風景   11年度全国大会風景  

上記の画像は武ちゃんが入門して初めての「安来節資格審査会」風景(平成11年5月4日)。 右の画像は、その年の8月15日「安来節全国優勝大会」に予選大会を突破、踊りの部・三級で本大会に出場。準優勝となり、本人もびっくり、我が家に帰ってから独りでささやかな酒盛りだった。

素朴でユーモアな島根県の民俗芸能である安来節・どじょうすくいは、ただ見るだけで楽しくなる、こんな踊りです・・・♪

<一番目は、ヒョコヒョコと登場して、泥鰌を捕まえ得意満面の表情で笑う。二番目は、捕まえた泥鰌が逃げたので、あわてて追いかけ捕ま喜びの表情をする。三番目は、足にヒルがついたので掴んで投げ捨てるが、離れない、苦労しながらようやく追い払って、元気良く退場する>この表情を面白く可笑しく、身体全体で表現しながら踊るのがポイントです・・・!

  

      

  

「安来節全国放浪の旅」出発の日、島根県安来市役所前で安来市長・安来節保存会の皆さま方に「どじょうすくい」を見ていただき、軽自動車のワゴン「武ちゃん号」に飛び乗って全国修行の一人旅をスタートしました・・・。

 
  は〜い!こちら、北九州は門司港メトロ・海峡プラザの名所、バナナの叩き売り実演場をお借りしての安来節「どじょうすくい踊り」の野外公演でございます・・・♪

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昨年の平成19年6月、ハワイ祭り ”第28回 まつりインハワイ祭”にNACタレントセンターの皆さんと参加した。祭りの特設舞台では、「安来節・どじょうすくい二人踊り」や「南京玉すだれ」を披露させていただき、翌日のハワイ祭パレードでは、1.8キロの沿道を「どじょうすくい踊り」を演じながら練り歩きました。沿道の皆さん方は、どじょうすくい踊りのハワイ初公演に驚き、珍しそうに見物し大変喜ばれたようでした。先日、今年度の第29回・まつりインハワイ祭のパンフレッドが届きましたが、なんと時代屋武ちゃんの、どじょうすくいを踊っている写真が掲載されている、無断で・・・(笑)。

    

    

                                                                         

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